経験者の場合でも、初学者と同じように、念のためにもうわかりきっていると思われるような基本的な内容からさらっていきます。実際さらってみると、意外にも沢山のポイントが抜け落ちていることがわかります。楽譜を読むというのは、単に音符を読めるという事だけではないということは、いままでに楽器のレッスンを受けた人はすぐにわかるとおもいますが、セオリーの学習を通して、いままで実は細部まで読んでいなかったということに気づいていくようです。
子供にセオリーを教える場合もそうですが、大人の方には特にセオリーや楽譜にまつわる様々なエピソードを話すようにしています。ごく当たり前に使っている一つ一つの記号それぞれに歴史があります。楽譜を単なるルールとして暗記するのではなく、どうしてそのようになっているのか、そのようになってきたのかというその仕組みを知ることが大切です。楽譜をより奥深いところに分け入って見れるようになると、音楽の理解はより深まっていくのではないでしょうか。
最近、セオリーをしばらく続けられてきた二人の大人の生徒が、ABRSMのグレード5の試験を受け、どちらも文句なしのディスティンクションでパスしていただきました。グレード5は日本でいうところの楽典のレベルに値しますが、これで楽譜を読み解くための入り口にたどり着いた、ということだと思います。これからさらに楽器を極めるも良し、対位法や和声などさらなる音楽理論を学ぶも良しです。
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