トルコの紅茶は淹れ方が少し独特で、チャイダンルク(çaydanlık)と呼ばれる、特殊な二段式のやかんを使わなければいけません。ロンドンでは、トルコ人がやっているマーケットやインターネットでも入手することができます。使用する茶葉は様々ですが、通常はトルコ産(リゼ等)や普通のセイロン等の茶葉がマーケットで購入できるようになっています。
チャイダンルクの上段には茶葉を入れ、下段にはお水を注いで沸かします。火にかけて、下段からの熱で上段の茶葉をしばし蒸らした後、お湯を注いで、しばし煮だすこと15分程待ちます。お茶はチューリップのようなくびれた形の、透明なグラスに入れてお出しします。やかん上段のお茶は、入れる際に下段のお湯で好みの濃さに割りますが、グラスが透明なので、その色を見ながら自分の好みの濃さに調節できるのです。お砂糖は好みでいれ(トルコだと普通、角砂糖2つ程ついてきます)、ミルクは基本的にはいれません。
ティーパックやイギリス流の淹れ方にくらべると大変時間や手間はかかるのですが、その味や香りはやみつきになるかもしれませんよ。
— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室 (ロンドン)
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