2025/03/10

楽器の上達を妨げる落とし穴(姿勢と構え方の一貫性について)

楽器を始めたばかりの方、特にピアノ、ギターやウクレレを練習しているものの、なかなか上達しないと感じている方へ。意外と言及されることが少ないですが、「毎回の練習時の姿勢や構え方が異なること」が上達を妨げている可能性があります。

毎回姿勢や構え方が変わると上達しにくい

「なかなか上手くならない」と相談に来られる方を見ていると、毎回の練習で姿勢や持ち方が異なっていることが少なくありません。例えば、ギターやウクレレの場合、

  • 座る位置や姿勢がその日によって違う
  • 楽器の構え方が毎回変わる
  • ネックの角度や腕の位置が安定しない

ピアノの場合、

  • 椅子の高さが毎回違う
  • 座る位置が一定でない
  • ピアノとの距離が変わる

このように、練習のたびに身体と楽器の位置関係が変わると、指や腕の動かし方や力の入れ方も毎回変わってしまいます。その結果、せっかくの練習が効果的に積み重ならず、なかなか上達しない原因になってしまうのです。毎回、同じトレーニングをしているつもりでも、実は異なるトレーニングをしていることになります。

毎回の姿勢や構え方を一定にすることが上達への近道

楽器の演奏では、身体の動きをパターン化し、無意識でもスムーズに動けるようにすることが大切です。そのためには、まず安定した姿勢や構え方を確立し、それを習慣化することが欠かせません。毎回の練習でフォームを一定にするだけで、驚くほど上達がスムーズになります。

姿勢や構え方を安定させることで、演奏のしやすさや音の響きが大きく変わります。自分の最適なフォームを知りたい方は、音の木音楽教室のレッスンで実践的に学んでみてください!

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