Jerramさんはコインランドリー通いでの経験からこの作品の着想を得ました。コインランドリーで毎週同じ人に会うのだけれど、誰もお互いに話したりしない。それを見て、街のなかに、定期的に沈黙の時間を他人と過ごしている、そのような見えないコミュニティーが何百もあるに違いないと気づいたそうです。そんな中にピアノを置くことで対話の触媒として働かせる、そして空間の力学を変えることでこの問題の解決をする、そのような意図がありました。ロンドンのような大きな都市では毎年何百ものピアノが捨てられてしまうそうなのですが、そのようなピアノをリサイクルして使っているのだそうです。ちなみに私(小嵐)は2009、2010年頃に大学に通っていた頃、シティーの通学路で何度か見かけました。今では他の国にも広がって、世界の様々な都市に置いているそうです。もしどこかで見かけたら是非弾いてみてくださいね。
Play Me, I’m Yours/
— Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター教室 (ロンドン)
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