2018/02/06

動画「瑶族舞曲(Dance of the Yao People)」(鍵盤ハーモニカ合奏)

鍵盤ハーモニカ合奏による「瑶族舞曲(Dance of the Yao People)」の動画をアップロードしました。瑶族舞曲は1952年に中国の作曲家、劉鉄山(Liu Tieshan)と茅沅(Mao Yuan)によって作られた曲で、20世紀に中国で作曲された管弦楽曲のうちでは最もよく知られ、最も人気のある作品の一つとなりました。元々は西洋楽器による管弦楽曲(オーケストラ曲)でしたが、その後、中国楽器による管弦曲、弦楽四重奏、バイオリンとピアノ、古箏による独奏など、大小様々な形式に編曲され、人々に親しまれています。ちなみに鍵盤ハーモニカ・アンサンブルへの編曲としてはこれが世界初の試みだと思います。曲のタイトルに含まれる、「瑶族」というのは、中国南部から東南アジア北部の山地等の広大な領域にわたって住んでいる少数民族(少数とはいえ、300万人以上いますが)の事であり、この曲はその瑶族の民謡にインスパイアされて作られたとのことです。

15年程前に、中国の音楽について調べていた際に、偶然にこの曲の存在を知って以来、弾いてみたい曲の一つになりましたが、なかなか機会もなく、条件も揃わず、15年経って今回(2017年)ようやく演奏できる運びとなりました(小嵐)。


 — Otonoki Music School 音の木ピアノ&ギター・ウクレレ教室

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