OTONOKI Music School 音の木音楽教室では、最近、英語話者(非日本人)の方からの、ピアノ・ギター・ウクレレのお問い合わせやご入会が増えています。また、日本人の生徒の中にも、「英語でレッスンを受けたい」「英語を織り交ぜて教えてほしい」というご希望があり、それに応じたレッスンも行っています。
日本では英語学習者は非常に多いですが、学校や英会話教室で習うだけでは不十分だと感じている方も多いようです。特に学校での英語は、どうしても試験のための学習が中心になってしまい、「実際の場面で使える英語」になっているかどうか、不安に感じる方も少なくありません。これは、日本の中学・高校で英語教育を受けた方なら、多くが共感できることではないでしょうか。
日本でよく受験されている英語検定試験では、たとえば、「These days, some people buy things on the Internet. Do you think more people will do so in the future? (最近、インターネットで買い物をする人が増えています。将来、さらに多くの人がネットショッピングをするようになると思いますか?)」、このようなトピックが出題されます。しかし、実生活の中でこうした会話を自然にする機会も、意見を求められることも、ほとんどないのではないでしょうか。こうした試験英語を続けていて、本当にコミュニケーションができるようになるのか、不安に感じる方もいるでしょう。
英語を「使えるもの」にしていくには、自分の興味がある分野から始めるのがいちばん効果的だと思います。映画が好きなら英語の映画を観る、料理に興味があるなら、英語のレシピや動画を見るところから始めるのも良い方法です。
そして、もし音楽が好きなら、音楽の中で英語にふれることができる音の木音楽教室はぴったりの場所です。私たちの教室では、英語教材も取り入れつつ、学校ではあまり触れないけれど音楽に必要な語彙を自然に身につけられる環境を整えています。
あくまでレッスンの中心は「音楽」です。英語を「勉強」として学ぶのではなく、興味の延長として自然に外国語にふれていけることを大切にしています。それは試験対策のために用意された、現実とは切り離された英語ではありません。音楽の技術や知識を身につけながら、自然と英語への抵抗感もなくなり、自信もついてくるはずです。